あれからもう三十年近くかー
と思いつつ、なかなか見る機会がなかった『エンゼルコップ』をようやく見ることができました。
90年代のOVAはやたら人体破壊描写に凝っていた気がしますが、今作でも同様にバンバン死ぬし、手足もげるし、生首飛ぶし、血はいっぱい出るし、と言う感じ。
近所のレンタル屋に入ってなかったので、途中までしか見ることができていなかったのですが、こうして配信で見られるのもdアニメストアのおかげですな。
内容はよくある『正義を成そうと頑張ったらさらなる巨悪に所属組織を潰されて、でも志は死んでない』系のお話。一応、エンゼルコップでは一矢報いてるのでちょっと良し。
この手の国際謀略絡む話だと、結構な割合で『真の敵はユダヤ資本』みたいなのが出てきます。エンゼルコップも、その辺思想含めてダダ漏れ感があったのは、多分時代の空気感と言う奴だったのかなぁと思ったりしました。
エンゼルコップのコミカライズ版『エンジェルコップ』もなかなかの死にっぷりだったので,またちょっと読みたい。コミカライズ版のエンディングは、とてもいいまとまり方でした。
オチの綺麗さに反してコミカライズ版の方が救いが少なく、痛み分けのOVAの方が再起の可能性があると言うのもなんだか面白いですね。