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電車男について

似たような記事をダ・ヴィンチの2月号とAERAの今週号でやっていたが、ダ・ヴィンチの記事は何となく茶化しているような、真面目でないような、つまり奴らはファッションパンクだ!というようなイメージがあり、どうにも愉快な記事ではなかった。
AERAの方がもう少し分析的。どちらかといえばこちらの方が記事として好感が持てる。
一つの社会現象みたいに捉えているからか?
ダヴィンチがなじめないのは「おしゃれにブンガクしようぜ」みたいな、あの雰囲気がダメだからだと思う。
つまり、お堅い感じの本がいいわけだが、今の雑誌にそんな硬派を求めても仕方ないので雑誌は図書館で拾い読み、ということになるのだった。
金もかからないし、いろんな雑誌がタダで読める。一日あれば主要な記事は20冊以上よめるし便利だ。少なくとも、新聞から事実を掴もうとするなら2社は目を通さないと事実が見えてこなそう。編集方針とか社風によって、事実の加工方法はだいぶ違う。
むしろ望んだ記事を読みたいのならブログを探した方が命中率が高い。
複数検索しながらいろんな視点からの意見が読める。
欠点があるとすれば、事実や事象、論点を見つめる際にその根拠を単語そのものから取り出そうとするあまり「考察」ではなくて「単語の解説」になってしまうことがあることか。
議論とかでもそうだが、単語の意味に囚われすぎると意味がグルグル回って考察どころか論議にもならなくなって泥沼化していく。そして嫌気がさして閉鎖、とか放置、とか違う話題に移っていく、と言う感じで大体同じような経緯を繰り返していくのは人のサガなのか。
と適当にまとめてみたりする。

ファッションパンクといえば

うちの図書館に「完全パンクマニュアル」が入荷された。
何考えてるんだか。
いや面白い本ではあるのだが、発注する時に間違ったのか、と思ったのだが、よくよく考えると「最強ロッカー死人伝説」とかカート・コバーンの日記とか妙な本が結構あるのでひょっとしたらうちの図書館の方針なのかもしれないのだった。
素敵だぜ、うちの図書館。

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