shadow Line

最も危険な遊戯

「モースト・デンジャラス・ゲーム」というタイトルで全部説明されてる感の映画を視聴。

余命僅かの主人公が家族のために命を賭けたデスゲームに参加するという良くある感じの映画ですが、全員キャラ立ちすぎ。特に謎の英国紳士。マジで紳士。

運営側もキャラも良い味出していて、若干の中だるみこそあれ、一体どういう着地点で終わるのか?

とワクワクしながらも見ました。ホラー味もスプラッターっぽさもなく、流血描写がちょっと多めなくらいでゴア表現という所までは行かず、終わりも不思議な余韻のある映画でした。

ジャンルで言えばアクション映画に該当すると思うのですが、ううん、何だろう。スカッと爽快というわけでもなく、後味が悪いわけでもなく、不思議な映画でした。こういう、プロがそれぞれ己の仕事を全うするみたいな話が好きです。ネタバレしないように書くとちょっと表現しにくいですね。

続いてみた「ホラーマニアvs5人のシリアルキラー」もタイトルそのままの作品で、ゴア表現多めのホラーコメディと言った趣。意味もなく残酷表現があり、内臓出したり、手足切れたりするのが逆に怖さを減少させるという、こちらも妙な味わいの映画でした。「必殺!恐竜神父」とか「エージェント・ウルトラ」を連想したのですが、どこがどう似ているとは言えない感じ。ゴア表現なくしてコメディに振ったらもう少し楽しい作品になったような気もします。でもこういう映画こそ、時間がたってから「ああ、そういえばこういう映画あったなぁ」と思い返したりするので、人間っていう不思議なものです。