イラストレーターの中北晃二さんが彼方へ行かれてしまったので、幻影都市の思い出など書こうと思ったら長くなりすぎたので、そのうちまとめて書き直そうと思います。
幻影都市は青春の思い出そのものなので,思い入れもひとしお。ピラミッドの底辺が常に最大であるように。
それにしても、ここのところ幼少から自分を形作ってきた作品の作者や関係者が、次々と亡くなっているのはなかなか堪えます。あちら側でまた会えるといいのですが。
明日、また明日と時は休まず歩みを続け、最後の一瞬へと辿り着く。
人の命は束の間の燈灯火のようなものと言えども、消えてしまえば寂しいものです。これでも仏教徒ですが、五蘊皆空とは行かないのが凡夫の限界。
ただいま次作の準備に取り掛かったりしていますが、こうしてものを作れるのも偉大なる先達の作品に触れたればこそ。
巨人の肩に乗るが如く、彼方を見通せるように邁進しなければなぁと思ったりします。