shadow Line

AIに突っ込んでみよう!

ということで、何となくAIを使ったお絵かきを試してみたりしました。

使ったのはAIのべりすとの「TrinArt」というサービス。

今は取り下げている自作「黒殃姫」の主人公、イェナの基本的特徴を元に生成。

うーん、凄い。

すげえ胸だ。

筋肉質、とか屈強というワードを入れたのですが、思ったより柔らかな感じなのはたぶん学習元の絵柄のせいなのでしょう。身体的特徴をもっと具体的に指定すればイメージに近くなるのかも知れませんが、とりあえずお試しなのでこんな所で。

私のような絵を描けない人からすると、作中のキーワードなどで扉絵を作れるサービスがあるととても便利だなと思う反面、著作権の問題をクリアするのはなかなか容易ではないように思います。

理想は自分で眼とかのパーツを作ってそれを元に生成する、でしょうか。

AIで生成した物の難しい点は、著作権の要件である『 思想又は感情を創作的に表現したもの』がどこまで適用されるのか、というところ。『白いシャツ、黒いズボン、黒髪、赤い眼、筋肉質』で生成された上記の画像に対して創作者の『思想』や『感情』は反映されているのか? 生成にあたって指定した文言が『データの羅列である』とするならば、生成の結果によって生まれた画像の著作権は結構曖昧な位置に置かれます(客観的データに著作権はないので)。

一方、学習元になった絵は作者の思想や感情といったものを視覚的に表現した著作物なので、それを利用することは『複製』と『改変』に該当するのではないか? というのが私の疑問としてあります。

AIで作った画像はこの先絶対揉めますし、なんらかの裁判で争うことになると考えられますが、その時どのような判例が出て、どのように解釈されるのか、注視していった方が良さそうです。