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カルティエ展に行ってきました

自宅で苦しみ悶えているばかりでは気が滅入るので、酸素ボンベ担いで国立新美術館で開催していたカルティエ展に行ってきました。

何というか、まばゆいばかりの品々。絶対お給料では買えない宝飾品の数々にうっとりしてまいりました。すごいですね。親指の頭くらいあるでかいルビーとかエメラルドとか惜しげも無く使っちゃう。

 ダイヤとか「それ! ガラス玉じゃ無いんだから!」ってレベルで使う。宝石の最高峰であるはずのダイヤでさえデザインの引き立て役なのは驚きの連続でした。

 高価な品であっても、生活を彩るものなら普通に使う気概というか心構えというか品格というかそんな物を備えた人が使うんだろうなぁ、とただ圧倒。ネックレスやらティアラやら色々とありましたが、個人的にはやはり時計の針が浮いて見えるミステリークロックがよかったです。遊び心がある。
 それと、デザインのためにあらゆる文化を学び、資料を収集し、吸収して自分の物にしていくというスタイルには大いに学ぶものがありました。やはり美術館は良いものですね。ご飯も美味しいし。
 私の趣味というか楽しみに美術館のハヤシライス食べ歩きがあるのですが、新美術館のハッシュドビーフも上品な味で大変良かった。当然大盛で食べます。

 帰りに宝飾品店のウインドウを少し覗きましたが、「ダイヤの量少ねえな」とか思ったりしました。その指輪でさえ、手の届く物ではないのですが。