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祝・復刻・晩餐会

PCが何やら赤字で「BIOSやべえ」みたいな表示が出たりして危ういところでした。
いやはや、バックアップは日頃から取っておくべきものですなあ。
 
現在は無事復旧しましたが、原因がわからないのがマジ怖い
小説関連は最近オンラインストレージの方にも待避させているので、
本当に窮極的な問題が起こったとしても被害は最小限にとどめられる(はず)ですが 
やはり、使い慣れた機械が壊れるのは大きな損失なので
永遠に壊れないで欲しい。
 
それはそうとして
別にここは商品紹介ブログではないのですが
せっかく数年ぶりに復刻したのでお勧めの映画というか、
以前にも言及したことがあるのですが、これだ!

私の知る限り、ベストオブ料理映画というか是非これは一度見ていただきたい映画なのであります。
敬虔なプロテスタントの老姉妹の元にやってきた一人の婦人のもたらす
奇跡と言うにはあまりに暖かで静謐な技巧の数々と
抑えた画面から色彩豊かに香る料理の魔術

とはいえ、料理映画という枠でこの映画をくくるのは愚かなことで、
料理が主役ではあるものの
その中核はミルフィーユの如く折り重ねられた人間模様で
見終わった後には静かで満ち足りた余韻が残る、そんな映画なのです。
 
プレミアで7万円とかふざけた値段がついていましたが
安価で、かつ解説などついた40ページものブックレットを付けたリマスター版が出たのは喜ばしいことです。
ついでに、荊の城もどこか復刻してくれませんか………ブルーレイでもいいから。いやブルーレイがいいから。

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