shadow Line

一月経って再び立ち上がるの巻

この一月何をやっていたかというと
何となく仕事に追われたり夢の国に行ったりして過ごしていました。
光陰矢のごとしです。びっくりです。 

そんなわけで電人ザボーガーを見に行ってきました。
 
素晴らしい! 映画でした。
正直な話、小さいお子様に見せるにはグロいのとか、際どいエロい所とか、悪ノリしているところはあります。
が、だれそうだな~と思った瞬間に流れる菊池俊輔オリジナルスコアによる曲の数々! 挿入歌! と色々反則気味の演出で色々吹っ飛ばしてくれます。実に爽快な映画です。
話は当時のネタを真面目にやるとどうしてもギャグにならざるを得ないところを敢えてそのままやり、しかして根本のアクション部分の骨子はしっかりと作り込まれている大変良い娯楽映画でした。
特にオープニングの入り方の絶妙さ、そしてラストのザボーガーの戦闘シーンは必見の価値有りです。
オープニング・エンディング共に歌っている高野二郎の歌声も魅せてくれます。
スタッフロール時には席を立つ人も多いのですが、ザボーガーに至っては誰一人席を立つことなくエンディングに見入るという、前段未聞の光景でした。
これはDVDを買わねばなりません。
後、個人的に若・熟の両方の大門 豊も素晴らしかったのですが、秋月 玄役の宮下雄也が実に良い笑い方、そして決めてるのにそこはかとない間抜けさを出していて非常に良かったです。
「ああ、こいつはどんなに頑張っても大門には勝てないんだな~」と見ている人が安心するくらいの駄目さ加減でした。台詞も、仕草も決めているのに、どことなく駄目そう、というのはなかなか出来るものではありません。
 
色々書こうとするとうっかりネタばらしになりそうなので控えますが、とにかく最初から本当に最後の最後まで楽しい映画でした。
ザボーガーの変形は実にスムーズなので、相当頑張ってます。当時の変形シーンを知っているものとしては感動です。
 
そして白衣性恋愛症候群も一月近くかかりましたが無事攻略完了。

フラグ管理がかなり厳しく、また早送りが遅いためちょっとレスポンスが悪いかな……というところはあるのですが、総じて良い出来でした。
ボリューム的には後一歩、というところなのですが(個別ルートに入ってからが短い)、バッドエンドが本当にバッドでPSPの限界に挑戦するような終わり方だったりと、ソルフェージュの全体的にふわっとしたイメージとはがらりと変わった作品になっています。
時に重く深刻に、時に甘甘で何というか、こう、主任さんちょっと可愛すぎね?と思うような、そんなお話しでした。
主任さん一押しです。仕事場ではキリッとしてるのに私生活がだめっこ動物で、「抜群の包容力を持つ駄目な人」という破壊力の高いキャラです。
でもシナリオにロックがかかっているので、もし買おうかな、と言う方がいましたら攻略は一番後で、と申し上げておきます。
主人公も割とドジッ子ですが、攻めに回ると巧みに(しかし無自覚に)落としにかかるという、割と小悪魔チックな面が見えて微笑ましく、個別ルートに入ってからのデレデレぶりが通勤時にニヤついてしまう程よかったです。
プレイ時間は1ルート飛ばし無しで7時間くらい。
「ええ!? 何故攻略対象じゃないの?」というキャラクターや、シナリオ的に冗長性のある展開というか「ここらで一エピソード組み込めそうだな」と思うような箇所があるので、ひょっとしたら完全版のような物が出るのやもしれない、と期待してみたりします。
完全版が出るならサイドキャラの看護婦+患者のメイン化と、モブの(立ち絵さえない)夜勤看護婦の昇格当たりかなーなどと予想。
 
あと、ソルフェージュをやった人には「おおおっ」という小ネタが挟まれていたりします。
白衣性における正史はまり先輩×かぐらなのかな、等と思いをはせたりしました。

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