shadow Line

たまには本など薦めてみる

一度に一つのことしかできない性分なので
小説を書こうとするとテレビとか本とかゲームとかを全くやらなくなってしまうため
インプットが足らなくなってアウトプットが出来なくなると言う
訳のわからんことになる今日この頃です。
身体が3つくらい欲しいです。
ゲーム用と読書用とテレビ用で。
 
でもマンガはたくさん買う。
オクターヴ五巻の破壊力が凄すぎて帰ってこれなくなるところでした。

こういうのは良いです。心底素晴らしい。
私は対立や葛藤を解決出来るのは対話のみと思っているので、そこを力業にせず丁寧に書いているところがツボです。
ついでに言うと、過去と決別するところが最近の事情と重なって凄く感情移入してしまいました。
過去というもの、置いてきた場所というものは、時として温かく迎える場所にもなるのですが
「かつての自分という枠にはめ込もうとする場所」でもあるわけで
雪乃の失望は凄く理解出来たりします。
 
あと「おいでませり」の三巻(完結)も。

永遠の夏休み的なお話ですが
こういう緩い話が大好きです。
人生は楽しく生きたいものです。
 
水谷フーカのマンガも幸せいっぱいなので心が和みます。
実生活でこんな潤いが得られることはないんですが。
百合姫とつぼみが隔月化して季刊で楽園が出て、下半期はまさにパラダイスです。
活字の方は読み出したレスビアンの歴史が思いのほか手強いので、乱読せずに読み解いていきたいところ。

20世紀初頭からのレスビアン100年の歴史を綴る内容の本です。
18世紀の「ロマンチックな友愛」から性科学者の「レスビアンの発見」と二度の戦争を経て
女性同性愛者のコミュニティの変化と社会的地位の変遷をたどっていくという一大文化史です。
まだ半分ほどですが、非常に考えさせられる内容の上、考えてみると日本における同性愛は「ジョークのネタ」以上の物になっていないなあ、と思ったりしました。

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