shadow Line

映画を梯子したりする

久々に休みが取れたので、充電をかねて映画を梯子してきました。
仮面ライダーディケイド&ダブル
ウルトラマン
カールじいさんの空飛ぶ家
の 
3本立てです。
ディケイドは相変わらずストーリーが酷いですが、何やら力とテンションで押し切られた感じ。
ビギンズナイトはまさに第0話といった趣で良かったです。と言うより吉川晃司が格好良すぎで帰りにスカルマグナム買おうと思ったら売り切れでした。そりゃ欲しくもなるよなあ。
あとどうでもいいかもしれませんが、パンフに載っているプロデューサーの話は相変わらずイラッと来ます。
此奴に喋らすのやめた方が良いんじゃね?
 
ウルトラマンは終始戦ってました。
すげえテンションです。全体の配分として話を進めるのに10分、バトル100分です。
ここまで来ると潔いとしか。
正直言って最近のウルトラマンを知らないのでレイ何とかの意味は何となくしかわからず、ゴモラしか操ってない男が一体何の切り札になるのだろう、と思ったらちゃんと切り札になってました。
ずっと見ていたらもっと楽しめたかも、と思うとちょっと惜しいことをしました。
歴代の戦士達は、さすが古強者だけあって本来なら必殺の光線技でさえ牽制として割り切るなど、細かいところで若者との差別化がされていたところが高ポイントでした。
あと小泉元首相は何をしているのかなあ、と思ったらウルトラの国を支配していました。
歴代のウルトラマンが束になってかかっても倒せなかった相手を5秒で倒してました。
 
そしてトリはカールじいさんの空飛ぶ家
同僚が開始10分で泣けた、と言う触れ込みでした。
さすがにそれは涙腺緩すぎでは、と思いましたが総じてなかなか良い映画でした。
私は泣くことが出来ないので、こういう感動もので「どうだった?」と聞かれると「泣けた」と言えないのが困ったところですが、後半の手に汗握る展開のせいで感動するタイミングを逸しました。
でも泣けるポイントというのがいくつもあるのは間違いないです。
人によってたぶん泣くツボがだいぶ違うとは思いますが、年齢層を選ばない映画であると思います。
あと3Dは迫力あって良かったのですが、私は眼鏡の上から眼鏡を掛けることになってしまうのでコンタクトにしておけば良かった。
ダブル眼鏡はちょっと頭部への負担が大きかったです。
 
こういう映画を見るときの悪い癖というか、「こういう生活とか思い出は自分にはないな」というネガスイッチが入ってしまうのがたぶん泣けない理由だとは思うのですが、ここ十数年で良いとこまで涙腺をゆるませたのが「リリカルなのはA’s」の11話だった辺りには何かの因果があるのかも知れません。
たぶん、私の泣きのツボは「誰かに存在を許容される」なんでしょうなあ。

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