shadow Line

アリストテレスの批判的な解決

三田佳子の次男が三度目の逮捕らしい。
厳家に惇虜(かくりょ)無くして慈母に敗子有り
と言う諺があって
厳しい家には反抗的な使用人はいないが、子に甘い母親には放蕩息子が育つ、と言うような意味だが
それにしたって気の毒すぎる。
自業自得、とはちょっと言えないなぁ。
一度はこの息子のおかげで仕事干されたりしたというのに。
 
知り合いの家にはもう20年以上引きこもっている息子がいて
周りは甘やかしすぎとはいうものの、家族はいろいろ必死なのでその意を汲めば単純に断じることは出来ないのである。
とはいえ、神ならぬ人の身だから、手助けにも限りがある
もし神なんて者がいて
この世には一定のバランスがあるのだとすれば
一体それはどんな理屈で動いているのだろう。
 
救いを与えてくれるなら
きっと「機械仕掛けの神」<デウス・エクス・マキナ>だって構わない
量子論の世界ではラプラスの魔は存在しないことになっているので
運命や未来は定まっていないはずなのだが
時々、どうしようもない破局へ世界が突き進んでいるように感じる。
 
それはそれでいいのだが
死ぬまでにメイドロボを実用化して
美味いコーヒーとパンケーキの朝食を誰にも邪魔されずに摂れるような生活を、晩年までには過ごしたいなぁ
そんなことを思いながら酔っぱらいに両脇を挟まれて電車で帰ってくるのであった。
 

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