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ミケランジェロ対都条例

なにやら都立の某所での出来事から、公共施設でエロい同人イベントとかやるの禁止的なお達しがあったような話を小耳に挟みましたが、まあ規制するならもっと色々あるだろー、と言うのが正直な感想だったりします。
そもそも何がどういう経緯でそうなったのかは詳しく知りませんが、アブノーマルカーニバルとか言うイベントがそのような対象となったと言うことは絶対嘘くさい。だって普通、名前からして想像付くじゃん。
知らなかった、とか言うんだったらどんだけ脳みそ沸いているんだよ、と突っ込みたくもなります。
 
まあエロいのは規制規制、と騒がれるのは昔から良くあることで、酒とかもそうですがその都度色々抜け道作ったり誤魔化したりで互いに泥沼なわけです。
性器は修整しないとダメ、
みんないずれセックスすんじゃん、隠しても意味ねーよ
そんな感じの論議の合間に「これはわいせつじゃなくて芸術だからOK」みたいなのが挟まって来る。
しかしですよ、
ミケランジェロの最後の審判は股間に布が掛かってますが、完成当初はそんな物無かったのです。
フルチンはヤベェ、と言うことであそこには布が描き込まれたのですが、
修復の時に「やっぱ無修正にしようぜ!」というノリで一度絵の具を剥がしたらしい。
けれども、芸術家ミケランジェロはナニの描き込みも半端ではなかったらしく、「やっぱグロすぎてダメ」という理由で再び布が描き込まれました。
全部が全部修正されたわけではないですが、特に露骨な部分は隠されたそうなので
これを盾にして
「ミケランジェロだって修正されてんだから無修正はダメだぜぇ」
と言われたらこれに対抗する手段はなかなか無いのではないか
そんなことを考えてしまうのです。
 
どうなんでしょう。
と言うより個人的には、それがどんな物だったか凄く見たいんですが……。
 
これは芸術的好奇心なので
あらゆる物は無修正OK
とかそんな感じで対抗するしか。
いやまあ修正、無修正の問題にはあんまり興味はないですが
個人的には裸とか猥談とか女の子はこれでゲット!とか普通に載ってる週刊誌が手軽に買えちゃうことの方が
ずっと問題だと思うんですけれどねぇ。

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