止めたら大変のパキシル
量を半分にしただけで既に死にかけ。
目が回るし、超音波が聞こえるし、吐き気が凄い。
精神状態のアップダウンも異様に激しい。アップ、と言うよりは急にダウンする。これは困った。
しかし、格段に身体的なレスポンスは回復していて、指先の感覚とか、目の覚め方とか、寝つきとかは断然良いので、辛いけどこのまま減らしたぃ。
この手の薬は、生活を改善してくれると信じられているが、少なくとも私の場合は「本来過敏である部分が麻痺して、平気なような気がする」だけなので、実際はぼーっとしているうちに状況が終わっているだけ、というなんの解決にもなっていないようなそんなことが多い。
短いスパンで見れば、それは構わないのだが、長期的な視野に立ったとき、現実的な解決能力、対処能力が身に付かないことを意味するのが怖い。
感覚を麻痺させて仕事をして、金を得て、それをまた薬に還元して、また麻痺させる。それは本当に生きている、ということなのか?
そんなことで、未来は手にはいるのだろうか。
幸福はやってくるのか?
願いは叶えられるのか?
もしも、誰かの助けが必要だとして、そんな面倒な役目を一体誰が引き受けてくれるのか。
と、どんどんループする。
何より恐ろしいのは、ひどいときには全然動けなくなるので、本を読んで紛らわせることも、外に出ることも出来ずに、ただひたすら地べたに這いつくばって、こんなどうでもいいとりとめのない考えを延々と、取り合えず眠くなるまで続けていなければならないことだ。
なんか拷問にかけられているみたいだ。
たった10ミリグラムの薬物でこんなに左右されてしまうだから、薬というものは実に恐ろしいものである。
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