shadow Line

ネガティブキーワードから派生

興味を引かれて自殺をキーワードにはてなダイアリーを検索したら、凄い数だった。
自殺という単語が日常的な言葉になっていることを伺わせる。
とはいえ、命の尊厳だとか重さなんてものは論議するほど意味がない。
命は浪費され、消費されるものに過ぎない。
自殺以外の悲惨な理由、あるいは突発的な理由で死ぬ人間も多い。そこに何の意味を問うことが出来るのか?
仕方がなかった、運命だ、の一言で答えられるのだとしたら、南半球の貧困の現実に対してもそんなことを言えるのか。
この世に溢れるほど食料があるのに、にもかかわらず餓えは根絶されない。
その構造の矛盾に気がつかないように生きている。あるいは生かされている。
論点がずれた。
何が言いたいかというと自殺は本人の権利である、ということである。是非はともかく。
有史以来、人間は自殺を駆逐出来ていない。ついでに自殺は、自分でやるのだから、他人に止める権利はない。
生きることと同様に死ぬことも人間の権利である。
生きてるだけが幸せって訳でもないし。
死ぬことで救われることもままある。
別に私が死にたいわけではないけれど、少なくとも今この瞬間幸せかと聞かれたらノーと答えるし、生まれてこのかた楽しかった事なんてほとんど無い。
刹那的な快楽をつなぎ合わせて生きる縁としているようなもんである。
む、そんな格好いいもんではないな。気がつくと三十路手前。
そのぐらいの勢い。
本気で自殺者を減らしたいなら、今やっているCMの「恐怖をキャンペーンする」形式を改めさせたら少しは効果があると思う。
我々はあまりに無関心になっているが、「この薬を使えば健康になる」=「この薬でないとダメですよ」的なメッセージが練り込まれているし、特に保険なんかは恐怖をあおって加入を勧めてくるのが常套手段である。
ちなみに以前、保険をしつこく勧めてくるおばちゃんに「自殺しても貰えるか」とか「いつ自殺したら貰えるか」「どんな死に方が一番貰えるか」とネガティブなメッセージをぶつけ続けたら二度と来なくなった。
たまにしつこいセールスマンが来ると差し違えて死のうかと思うので、来ないで欲しい。
そんな今日はデカレンジャーになった夢を見た。
私は何故かデカレンジャーの一員でボスに言われて単身海から敵基地を奇襲することに。
そして何故かサハギン星人のなんとかという奴に海中から牽引して貰うことになるのだが、物凄いスピードなのである。
「ボ、ボスから酸素ボンベ貰ったけどいつ付けたらいいかゴブァァァ」
なんか鼻とか口から海水が入ってきて物凄く息苦しいというか死ぬ。
死ぬ死ぬ、窒息しちゃう、助けてーと思ったら目が覚めた。
うつぶせになって寝ていた。
赤ちゃんがうつぶせ寝が原因で死ぬ、という話は良く聞くが、あれはマジだ。
本当に死ぬほど苦しかった。夢の中だけど。
子持ちの人は気を付けよう。

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