shadow Line

価値あるもの

蒼穹のファフナーの主題歌って凄く歌詞がいいんだなぁ。
「熟した果実だけ選ばれて、ナイフで割かれて呑み込まれる前に、僕らは目指したシャングリラ」
「大切なものを踏み台にしてでも一番高い林檎掴みたかった」とかなんて酷そうな歌だ。
番組は一度も見たこと無いというか名前しか知らんが。
なんか最近、ビデオ屋行くのがめんどい。
というかかれこれ2年くらい行ってない。
借りるビデオはオール図書館or友人経由。
ジャンルは幅広く見ているつもりだが、一番良かった映画が「時計仕掛けのオレンジ」というのもどうかと思った。
でもあれは素晴らしい映画だ。凶悪犯から善良な市民へ洗脳されていくところ、そして無力化した主人公に襲い来る「普通の人々」の復讐。
カタルシスを得られるかどうかは不明だが、人間誰しも一度は見るべき。
アールデコが好きな人は特に。
そういえば、件のアールデコ展には何故か時計仕掛けのオレンジのポスターがなかったので「何であれを貼っておかんのだ」と思った。
一般の人にも判りやすく、かつ時代を象徴した一枚だと思うのだが。あと予告編も。
今日は雑用を片づけながらミュージックオブハートを見たのだが、一言で言ってつまらん。
文句を言いたいところは沢山あるが、強いて言えば全部。
先生の性格が悪い。故に感情移入出来ない。
10年後とか出てくるのに全然変わってない。
あともう全部。カーネギーホールの演奏会のところで自分がどんどん冷めていくのを感じたが、一応クライマックスであるし惰性で見た。別に感動とかはしなかったし、別段面白い話でもなかった。
何でこんなもの借りてきたんだか。
音楽をする喜び、というのが全然伝わってこない。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブを見習え。ドキュメンタリーだけど。
あと「これは実話」とか視聴者を舐めるな。
実話だからなんだってんだこの野郎、とかいつも思う。映画化した時点でフィクションだ、愚か者め。
なんでそんな腹が立ったのか判らないが、たぶん「バットマン・ビギンズ」の主演がクリスチャン・ベールだと知って大喜びしていたのを台無しにされたからだと思う。

駄目な映画を見るとなんか凄く損した気分だ。

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