まずやっておいた方が良いのは日記を付けること。
群発頭痛の場合は特に周期や発作時間が決まっていることがほとんどなので、日々記録を付けておくと薬を飲むタイミングや頭痛の正体を知る手がかりになります。
また、症状から「群発頭痛かな……」と思っても自力で判断せず、医師に相談する。
前のページでも書きましたが、似たような症状を持つ病気は多々あり、時として命に関わるものもあるので、思い込みは禁物です。
医師に見てもらう前に、症状についてメモしておくのもGOOD。何処が痛むか、どのように痛むか、持続時間はどれくらいか、市販薬を飲んで効いたか、他の病院にかかったことはあるか。ついでにお薬手帳も忘れずに。脳神経に作用する薬が出るので、抗うつ薬との相性やアレルギーなどにも関わります。
どんな病であれ、向き合うのは自分自身。苦痛を味わうこともあるし、群発頭痛は今のところ治癒するものではないので、精神的にしんどいこともたくさんあります。
乗り越えられるとか、きっと良いことがあるとかはとても言えませんが、薬も進歩していますし、社会的な認知度も少しずつ高まっています。
これを読んだ人が病気について知ったり、また身近な人のための気づきになれば幸いです。