良かった！
以上！
だと何の感想にもなっていないけど良かったです。
戦闘の為に育成されてるとか、そのために記憶も消されている、等の重い設定とは裏腹に主人公たるザンネン５の結束が固く、各々のピットクルーとも疑似家族のような関係を築いていたりと複合的な要素が絡んで大変良かった。
脇を固める人物にも隙が無く、軽妙な中に重いやり取りを混ぜてきたり、各経済圏の思惑なども見せつつ話の本筋に関わりないところはバッサリ切ってテンポを維持するなどシリーズ構成も鉄壁。
ただ、最終回があそこで終わり、（現在の所）完結作である劇場版公開まで数年の時間が経ってることを思うと、テレビ本編のみを見た人に若干のフラストレーションが溜まるのもまぁわかる。
それをさっ引いても良い作品でした。メカ描写も良かったし。コクピット内部の描写はこのアニメの特徴の一つだと思いますが、各声優の熱演もあって緩急ついているところも◎。特にスルガ・アタルの『普段は軽口を叩きつつ、狙撃シーンは声のトーンが落ちる』ところが良かった。推す。推さざるを得ない。
あと主人公達の機体に『ハズレ』がなく、6機とも役割分担を徹底しているところもポイントで、軍事考証の人がいい仕事をしていると見た。アクション重視だと忘れられがちな電子戦機も情報収集、提供のシーンがきっちり描かれていて勉強になりました。
今年で１０周年……のはずなので、何か動きがあることを期待したいですね。
コトブキヤからレッドファイブの再販が数年ぶりにありましたが、この勢いで是非ゴールドフォーも欲しいところ。