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フィクションでよくある、薬を抜く時悶絶するシーンは本当に起こる。

マジで。

そもそも、鎮痛剤とかは常用してはいかんのですが、群発頭痛の場合はそうも言ってられません。規定量をガンガン超えて突っ込んでいくわけですが、自ずと起こるのが薬物乱用頭痛。どんなものかというと、『鎮痛薬飲まないと頭痛が起こる』というものです。

しかも、鎮痛薬自体の効果は耐性が出来て効果時間がどんどん短くなる。
私に無くてはならないナラトリプタン製剤、商品名「アマージ」は極めて長い半減期を持つので一度飲むとほぼ一日軽減してくれるはずですが、最終的には2時間も持たなくなります。結果、飲んでも飲まなくても地獄行き片道切符みたいなー。

というわけで、やるのが薬抜き。私の場合、二日ほど耐えると耐性がリセットされるので、お仕事休んで悶絶します。
作用機序の違う鎮痛方法を用いると反跳頭痛(薬を絶った事によるリバウンド頭痛みたいなもの)を軽減出来るようなので、副作用の無い酸素吸入でカバー。

48時間の経過で無事リセット。

薬の効きが戻るとQOLが大幅に回復するので、何というか必要な苦痛の過程といった感じ。このままなんとか終わりまで聞いてくれることを祈りたいところです。