一単語でおさめてしまうにははばかられる位のすさまじい台風でしたね。
私の住んでいる地域は幸いにして大きな河川から距離があるので何事もありませんでしたが、行きつけの喫茶店が水没してしまい、憩いの場が失われたと同時に日常の一部がなくなる恐怖のようなものを味わいました。被災された方にはお見舞い申し上げます。
台風に備えて食料、水、窓の補強などを行いましたが、Twitter上でも「窓にガムテープを貼るのは無駄、むしろ割れやすくなる」という意見があったり「いや、今のガラスは頑丈だから、ガラスの飛散防止のためには貼った方が良い」と言う意見があったり、ガラス一つとってもどうあるべきか、解釈の違いやケースの違いがあり、興味深いと同時に求める情報の見つけ方の難しさというものを感じました。
こうなってしまうと「ああしておけば良かった」と必要以上に悩むのは詮無いことで、今回の経験を防災のあり方を見直す契機とするほかはないのでしょう。無駄と言われたダムが大きな成果を上げたこと、堤防が決壊したところとそうでないところは何が違ったのか、などあらゆるデータを検証が必要だと思います。また、それをフィードバックしていくことも。
ところで現職は全く関係ない職ですが、かつては地質学者になりたいと思っていたので、もしそうなっていたら、どういう仕事に就いていたのかちょっと考えたりするときがあります。
私が志した頃は受験でもマイナーな学科だったので、参考書が全然無かったりしました。いまはどうなんでしょうね。少し気になったりもします。