shadow Line

20年目のハンブラビ

HGUCハンブラビを半年ほど前に買って積んだままになっていたので組み立てたのですが
かつての旧キットと比べて20年という歳月を経てみると、技術の進歩を感じます。
確か昔のは青一色で、膝とかすぐゆるゆるになって
武器も付いていなくて
 
という物だったのですが、HGUCは高くなりましたが一通りのオプションが付いてくる上、色分けはほぼ完璧、変形までスムーズに出来る、組み立てやすさも良好
となかなか良い物でした。
 
が。
フェダーインライフルを構えるのが一苦労です。
デザイン上の問題なので如何ともしがたいのですが、手首が何故かボールジョイントでないので角度が付けられないのが最大の問題点みたいです。
受けの内側に少々切り欠いて自由度を持たせ、手首の親指の付け根付近をちょっと広めに削ってあげるとだいぶ構えやすくなります。
肩が干渉するとかバインダーが干渉するとかライフルの爪が干渉するとか、とにかくポージングが難しいデザインです。フェダーインライフルは色々と問題があるというか、どのキットでも持たせるのに一苦労する武器のよう。せめてグリップ後ろのガードがなければ良かったのだと思いますが。
改修点としては手首のボールジョイントか、肩の装甲パーツの前後スイング化、モノアイの可動工作あたりが出来ればかなり満足できるのではないかと思います。
 
総じて造形は良くできているものの細かい部分が惜しい!キット。
フェダーインライフル用の手首があるだけでも凄く良くなったと思うのですが。
小学生の頃、図工部で作った思い出深い機体なのでなんだかとても懐かしいです。
 
しかし、持っているウミヘビを「なんだかちょっと卑猥なデザインだな」と思ってしまうあたり、あの頃の純真な時代にはもう戻れないと深く感じ入ってしまいました。
 
少年はこうやって大人になっていくのですね。

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