shadow Line

退院しました

いろんな薬を打ったり、飲んだり、キマッたり
「じゃあ飲まないとどうなるか試してみようぜ!
 あと念のため縛っておこうぜ!
 ついでに心電図と血液検査もやっちゃうよ」
 
と女医さんに言われたら
そりゃ男子たるものホイホイ罠にかかって
死にそうな目に遭ってみるのが男子の本懐だとは思わないかね
 
とよせばいいのに我慢して検査したりしてきました。

世の中には女性に虐めてもらうためにわざわざお金を払う人がいますが
病気になって女医さんにかかればホラ!
あれ? 俺、金払ってね?
と、この世の真実に気がつきながらも
看護婦さんが忙しかったら悪いと思ってナースコールを押すのを躊躇い
「こんな状態になる前にもっと早く押して呼べ」と怒られたり
薬が手違いで時間に届かなくて
「薬! 薬は! ンゴゴゴゴッ!」と色々ありました。

お部屋も最初は重症患者の部屋だったので
口をきけるのが僕しか居ないという素敵な部屋でしたが
次の部屋では物凄いイビキのおっさんが隣で
部屋から逃げ出してドアを閉めても5メートル先まで聞こえる大音量の上
べつのおじいちゃんは心電図が危険域に達して毎日が峠
廊下向こうからは常にうめき声が聞こえてくるというベストポジションでした。
 
看護婦さんは皆綺麗で親切なのでそこに全く不満はなかったのですが
毎夜全く眠れないというのも大変困った話です。
でも体重は1キロしか減らなかった。

発作が起きるたびに130回くらい窓から飛び降りようと思いましたが
何とか生き延びました。

ちなみに
発作が薬で何とかなると判っただけで
別にまだ治ってないので、油断するとまたなります。
寛解期まで安静に、時間でしか治らねーから諦めろ
と念を押されて帰宅して横になったら夜中だった。
 
ということで一日遅れの帰還の挨拶でした。
大変ご心配をおかけしましたが
リハビリをかねてゆっくり始動していこうと思います。

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