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ストライク魔女週間

とある流れで魔法少女物を製作しているので
ここはひとつ
「ストライクウィッチーズ」も見なければなるまい
と思って全部見ました。
 
面白かったです。凄く。
パンツ丸出しの女の子が空戦やるって言うとそれだけで非常にキャッチーな物に聞こえますが
話の根幹は結構まじめかつ前向きなので
見ていて好感が持てました。
 
勧められて小説版も読みましたが、
こちらは前向きというかガチレズでした。どうしてこんな事に。
ちょっと描写が足りてなかったり、いらん子中隊の中でもさらに地味な子がいて
「いらん子中隊のさらにいらない子か」とちょっと寂しい気持ちになりましたが
これはこれで別の楽しさがあるので良かったかなあ、と。
個人的にはもうちょっと色々掘り下げると、物語に厚みが出て良かったと思うのですが・・・。
 
ともあれ
面白かったです。
世界大戦のトップエースを女体化して活躍させるというコンセプトからしてかなり斜め上の発想ですが、アニメとして大変良くできていました。作画も安定していましたし。
企画段階で「鬱展開はなし」と銘打って製作されていたことも好感が持てました。
実際のところ、戦争物で人を殺して場面を盛り上げるのは、やりやすく効果的な手段ですが、やはり女の子がばたばた死ぬのは精神衛生上よろしくありません。ついでに言うと、ひどい目に遭うのとか鬱展開は現実で間に合っております。金出してまで憂鬱にはなりたくないなあ、というのが私の娯楽に対するスタンスですので、そう言う意味でもストライクウィッチーズは大変嗜好にあった物でした。
そんなわけですので大変安心して見られつつも、きちんと盛り上げるところは盛り上げる、統制の取れた作品でありました。お色気も多分にありますが。

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