shadow Line

百合物とか書く

 最近はまりつつあるというか
 ムーブメントが起きているというか
 にわかに注目を集めるガールズラブサイドな領域に足を突っ込んでみました。
 
 とはいえ、物自体は半年前に書いた物のフルリメイクというか書き直しです。
 某スレに投下した原型をご存じの方はいないと思うので変更点を上げても仕方がないと思いますが
・攻守交代
・展開をウェットに
 の二軸が変更されています。
 あと量が3倍くらいになっています。
 
『百合とは関係性である』と言っていた人が居るのですが、ちょっと同意。
 このジャンルの良さとは何か、と問われると困ってしまうのですが、女の子二人がイチャイチャするのを良しとするだけでない、もっと深い精神性というか「そうあるべきではない状況と感情に対して、人はどう振る舞うべきなのか?」といったようなウェットな領域、禁断性、それでもなお「自分に嘘はつけない」のか「社会性を重んじて封殺する」のかといった究極的な選択などの問題というか障害の多い色恋沙汰としての魅力が大きいのではないかなあ、と勝手に推測しています。
 でもBLはだめだ……まあビジュアル面というかそっちはある程度平気としても、(私自身が実感できる)関係性に乏しい。
 社会的な意味において「男は自立しやすい」ので、相互依存の関係というか相手がないと精神的に生きていけない、という状態になりにくい、あるいは私がそれを実感できないのではないかと。
 もちろん、精神的な支えなくして人が生きていくのは困難ですが、男の場合、その代替として「会社」「仕事」「仲間」みたいな物が用意されているので、「相手が居ないとどうにもならない」のは何故か?という理由付けにたどり着くことが出来ない。
 たぶんこれは、私が男である、という生物的な面に因るところも大きいと思うのですが。
 
 とりあえずそんな事はどうでもいいので割愛。
  
 ということで今回はやたら背のでかい先輩と図書室の文学少女的な出会いです。青い花っぽいですが、書いたのはあれを読むよりずっと前のことなので基本構造に影響は受けていないです。
 ただの知り合いからいきなり飛躍しちゃうとその関係はどうなっていってしまうのか。 
 タイトルの「relation」はそこから付けましたが、全体的には2人を追うというより色々なキャラクターの色々な面をだらだら書いていくような感じです。例によって非常に長いスパンで。
 
 とまあ読む人を選ぶジャンルなので好みの善し悪しはあるかと思いますが
 これが今書きたい物だ!
 だから書く!
 
 というのが当サイトの基本姿勢ですので、これからもとんでもない変化球を投げ続けると思います。
 感想とか要望などあれば遠慮無くどうぞ。
 こんなの出せ!とか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA