最近すっかりあっち方面行っている私ですが
今日はこんなとんでもない物を紹介しよう!
百合物です。
ガチです。
とある人のお薦めにより購入したんですが、中身がヤベエ!
かいつまんで説明しますと
独立国家千葉の女王と護衛官が恋に落ちるようなそうでないような微妙な心の触れあいというか
体まで触れあったり横恋慕発生したりとんでもないことになったりします。
その駆け引きとか、もう台詞とかあけすけだったり思わせぶりだったり
キュンキュンします。
これだよ、俺が求めていた物は!
この距離感! この親密さ! そして邪悪さ!
邪悪、というとあれですが
自分の気持ちに素直というか、欲望の赴くままに策を弄したり残酷だったりするのはゾクゾクします。
大事な物を壊していく倒錯的な快感というか
これをやったら取り返しつかないんじゃないかなーと思いつつ
それでも自分に逆らえない、精神的な質量の大きさ。
相手を思うがゆえにひたすら(自分をもふくめて)試さずには居られない弱さと残酷さ、歪さが同居する
この目眩く背徳的小宇宙が大変ツボでした。
そしてこれらが全て、独特の文体で綴られていくのでたまらないです。
切なく、甘く、重く、淡々と。
魅せる本です。
サイドストーリーとなっていますが、これ単体で全く平気です。
というか、私もその本編とやらを読んでいません。
面白いです。
しかし人を選びます。
・百合が好き。
・倒錯も好き。
・恋愛は時として残酷である。
・好きなら相手が変態というかちょっと向こう側でも平気。
・むしろウェルカム。
・というが自分も変態だ。
そんな要素が大丈夫なら。
あと性的な描写を若干含みますんで、買うときは覚悟を。
買ったらカーテンを閉めてひっそり読んで
それからベッドの上で悶えましょう。
コメントを残す