私は物を作っているときに、どうしようもない焦燥感に駆られることがあります。
原因は色々あるのですが、もっぱら性格的なものに寄るところが多いようで、以前エニアグラムという性格診断テストのようなものをやったときに出た傾向というのかタイプ6、つまりは安全志向というものでした。
タイプ6の傾向としては
慎重で用心深く、物事の否定的な側面を捉える傾向があり、転じて危機回避能力に優れる。
温厚で愛情深く、誠実で堅実、組織的な行動を好むが、権威による庇護と安全性を求める一方で権威に対して否定的である矛盾した側面を持ち、場合によっては攻撃的な拒否をみせる。そのため、逆境において思わぬ行動性を見せることがある。
反面、猜疑心が強すぎるために身動きが取れなくなるなど自己否定的な面も。
適職は公務員や自衛官とか。
…………。
適職だったのか…………死ぬほど酷い目にあったけど。
新しいことやるのはおっかない
自分の作っているものが疑わしい
そんな私の性格がもろに反映されたのが翡翠の箱庭という作品と言えるでしょう。
仲間はマスオさんとか福田総理らしい。
そうか
福田総理に感じる親近感はこれが原因だったのか。
無論、人間の個性をたった9個で表そうというのは無理な話ですから、あくまで「傾向」であるわけですが、エゴグラムとエニアグラム、両方を組み合わせて自己を分析するというのは有効な方法だと思います。
そんなわけで、自分が権力闘争とか出世欲とかと無縁なのはこの性格故なんだろうなぁ、と思ったりします。
人生を平穏に過ごすことだけが人生の望み。
割合それを達成して生きてきましたが、このまま定年まで静かに暮らしていける世の中であることを祈らずにはいられません。
毎年、初詣は世界の安定と平和を祈っていますが
世界が平和=俺安全なのです。
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