バレンタインデーが近づいていますが
そんな物は私にはもう関係がないのである。
というか、職場で「バレンタインはありません」宣言みたいのが出されると、それはもう誰もやりたがらなくなるのです。
当たり前じゃ。
もっとも、貰えれば楽しい、あげるのも面白い、そんなイベントなので何も色恋に結びつけなくても良いと思うんですが。
日本は国教としては神道の国であり、まあそこの所では大いに異議ある人もいるかと思われますが、
汎神論的に考えた場合、あらゆる宗教のイベントを楽しんでしまう日本人の感覚としては、
「全ての神様は同時に存在している」というような定義が当てはまる
すなわち
キリストだろうが
アラーだろうが
ヨダンイイバケカメラタデハノウユウコであろうが、
一緒くたに神様にまとめてしまうという大らかさからいって「八百万の神」という神道的な位置づけになってしまうんじゃないかなーと思いつつ、
そんな日本の適当なところが私は大好きです。
多神教はダイナミックでいいよね
そんなわけで新しい図書館での仕事もはや一週間経ちましたが
広くて綺麗で、割と分類も整理されているところが大変良いです。
あえて不満をいうなら
怪しい魔道の本とかオカルトの本が置いてない、つまり大学らしい手堅い選書がされている事です。
政治とか経済とか心理学に混じって現代魔術体系とかアウトサイダーとか創元推理文庫とかたくさん入れてくれればいいのに。
そうでないと学生が「フリーメイソンリーと現代経済の関連性」とか「シュタイナー教育に於ける東洋思想と神智学について」とか論文書きたくなったとき困るじゃないか!
でも趣味でそんなプッシュはしないんだぜー
そこは手堅くちゃんと図書館司書しているのです。
ちょっぴり混ぜたいなー、とは思いますが、それはそれ、これはこれ。
しかしなんですな、資料とは言え町の図書館で「トトの書」とか「邪視」とか「黄金の夜明け魔術体系」とか「パスワーキングの技法」とか怪しい本ばかりリクエストする町民を、図書館の人がどう思っているのか最近ちょっと気になり出しました。
読み返してみるとバレンタインは全然関係ない気もしますが、気にしてはいけません。
いつものことです。
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