発明とガラクタは紙一重

生前父親が語っていた
新しい家で自作のステレオを鳴らす
というのをやってあげよう、ということになり、お手製のアンプ及びスピーカーを設置しました。
が、自作なのはいいとしても、一体何が何の機械だけ判らない。
ＣＤ一枚鳴らすために４つの機械を組み合わせなければいけないと言うパズルのような代物で、仕様書もなければ設計図もなく、つまみがたくさんついているもののどれがボリュームでどれがスイッチか判らないと言う謎仕様。
注意書きも何もあったもんじゃありません。
とはいえ、やってみれば何とかなる物で、３時間ほど格闘したあげく何が何の機械かはおぼろげに判明。
まずＣＤのデッキからデジタル出力した物をコンポーザーに繋ぎ、そこからさらにアンプに繋ぎ、またさらに左右のスピーカー用のアンプにそれぞれ繋ぐという設計でした。
スピーカーも自作なのでそれなりにいい音が出ます。
一体いくらつぎ込んだのかは判りませんが、取りあえず銅の円柱が丸ごと５キロぐらいずつスピーカーに内蔵されているのは知っています。
何でそうしたのかは私も良く知りません。
自作の物というのは、それこそ他人から見るとガラクタ寸前なので難しいなあ、と思いました。
新居で響いた音が浄土まで届くといいのですが。
　
そんなこんなで
自分も新しい仕事場に異動になり、不安でいっぱいです。早起きしないといけないのに眠れない。
仕事は変わりないのですが、もうすこし高度なことが出来るかも知れないので緊張しすぎないようにしないと…………
何でもそうですが、新しいことを始めたりするときはいつも緊張します。
夜型からしばらく朝型の仕事になるので、それはそれで健康に良さそうですが。
ついでに週休二日になるので肉体的にも楽かなあ。