shadow Line

忘れられた

mixiをやっていると、どうもこっちの日記は後で良いか、みたいな感じになってしまい、やろうやろうと思いつつ二週間経過。
相済まぬ。
最近、ジジイ化しているのか時代小説が面白くて止まらない。
藤沢周平を片っ端から読んだりする。
世の寒さを肌身にしみて判ってきたからだろうか。
でもその前から世の中厳しいって知ってたから多分そうではないような気がするのだが、それはともかくとして用心棒日月抄がことのほか気に入ったのでNHKから「腕に覚えあり」のDVDを買ってしまおうかとか考えるのだった。
また最近対人恐怖気味な傾向が出てきたので、超頑張って減らした薬の量も結局元通り。
薬飲めばまあ何とかなるだけマシ、と言う考え方もある。
気合いと根性で怖くないふりは出来るが、怖くないのと怖くない振りをするのとでは天と地ほどの差がある。
年取った分、自分の本性というか隠している部分を人に悟られないようにする技術は身につけたが、根本的に克服する術を身につけてないのでまだまだ大変な時期が続くよう。
輝く明日なんかでなくて、普通の生活が欲しいだけなのに。
とりあえずお婆ちゃんが帰ってきたが、割と元気になったっぽいので安心。
死にかけの人間が二人して住んでいる、と言う状況はあまり楽観できない気もするが、どちらにもいつお迎えが来てもおかしくないので深く考えると怖くなるので考えるのを止めた。
婆ちゃんはともかくとして、俺は長生きしすぎたからなぁ。
舞台に立つ役者が去り際を間違えるのはよろしくない。
自分が居なければ物事もっとハッピーに進んだかも知れない、とか人に心配かけるくらいなら事前に居なくなっておいた方が良いな、みたいな考えが浮かんでくるので薬の増量はやはり適切だと言えそう。
さすがは医者。危ないときの判断は適切だ。

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