借りていた「ダージュ・オブ・ケルベロス」をクリアしたのだが
ううむ、正直グラフィックはいつも通りとても綺麗なのだが
それ以上でもそれ以下でもない、普通のFPSという感じだった。
むしろ、照準はフルオートにしてデビルメイクライのような爽快路線で行った方が良かった気がする。
長射程の武器を持っていても、結局敵は待ち伏せていていきなり飛び出してくるので余り役に立たないし、一度発見されると狂ったように武器を乱射してきて全然プロの兵士らしくない。
バレル交換はアイデアとしてはとても面白いのだが、マシンガンにショート以外のバレルを付けると使い物にならなかったり、目的によって使い分ける意味が余り無い。
マテリアも使い所がいまいち。
ムービーは文句なしに綺麗だが、話的にはFF7を相当やり込んで、かつアドベントチルドレンを見た人でないと中身がよく判らないように思う。
ヴィンセント自体が隠しキャラで、カオスも隠しリミット技だったような気がするのだが、何せ10年も前なので余り覚えていない。
FF7にかなり思い入れがある人でないと少し厳しい。設定をちゃんと知らないと、完全に話に置いて行かれる。
そもそも何で今更、という気がしないでもないが、一番気になったのはヴィンセントの台詞がいちいち全部棒読みだったこと。
あとアドベントチルドレンを見た後だと「何回この星は滅びかければ気が済むんだ?」ということ。
素材は良いのになぁ。
こだわらずに、普通のゲームにすれば普通に面白かったのに。
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