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今日の一冊

いじわるな天使

いじわるな天使

何がひどいって
冒頭の一編、「宇宙船で女の子をいじめる方法」が最悪だ。
これは褒め言葉だが
本当にひどい。こんなひどいのは初めて読んだ。
個人的には「逆サンタクロースの悲劇」がお気に入りだが
どれもじつにブラックなユーモアに満ちており
いうなれば、
星新一の一番酷い話をさらに10倍くらい酷くしたような短編のみで構成されており、
これを楽しいと思うかかどうかはたぶん、
奥底に秘めたダークサイドの深さに比例するのだろうが、私は実に楽しく読ませて貰った。
ユーモアのわかる人なら
クリスマスプレゼントなどにいかがだろうか。
 
個人的なお勧めとしてはこの本と

これ。
 
あとビッグオー第11話。
この話はクリスマスネタとしては史上最高だと思う。

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