一定の期間、毎日定時で起きる超高校級の頭痛。
相当レアい。有病率0.05～0.4％（日本頭痛学会HPより）。
とにかく痛い。車に轢かれたときより痛い。誇張抜きで痛い。
痛みを1から10で表すとどれくらい？ →100だ。殺すぞ。
と言うくらい痛い。周りもドン引き。
特徴としては
- 発作期間（群発期と呼ばれる）に入ると毎日発生。それ以外の時期は全然平気。
- 発作の起きる時間はほぼ一定。人によっては アルコールや 寝ているときに起きる。（私は起床が引き金になったりします）
- 回数は一日1～8回くらい。発作時間15分から3時間。（私は一日最大8回、3時間なので処置しないと一日中痛い。）
- 頭痛と名付けられているけど、実際は目が痛い。「目の奥が抉られるような痛み」「錐で突かれたような痛み」などと表現されますが、的を射た表現とは、とても。眼球を思いっきり圧迫したときの痛みを100倍くらいにした感じです。
- 痛みに伴う反射行動で涙・鼻水・充血・まぶたの腫れを生じる。ついでに悶絶して暴れる。
- 前兆として目のゴロゴロ感、動悸なんかがありました（私個人の症例として）。前兆があってから15分でピークに、その後3時間持続というのが私のパターン。
- ロキソニンなどの鎮痛薬は効かない。
- 原因は色々な説があるが、よく分かっていない。眼球の奥にある視床下部の血管が何らかの原因で突然拡張し、三叉神経などを圧迫して激痛が走る、というメカニズムらしいです。
- なお、痛すぎて自殺者が出る。
以上。
それはそうとして、人間が感じる最大の苦痛は「尿路結石」「陣痛」「群発頭痛」らしいですね。個人的には結石より痛い。群発頭痛の一番厄介な点は「鎮痛剤が効かない」という所ではないでしょうか。
大学時代に発症しましたが、その時は夏休みだったので耐えた。凄いな、若き日の俺。
珍しい頭痛のため、最初にいった内科の先生が存在を知らず、普通の鎮痛剤を与えられたものの全く効かず、青春の数十ページほどを無駄にしたのは懐かしい思い出です。